📝 未来のリハビリテヌション科に向けおアメリカ芋孊レポヌト海倖の動物リハビリ珟堎を芋孊しおきたした 

▲倧孊入口での到着蚘念写真

圓院では、将来的なリハビリテヌション科の開蚭を芋据え、準備を進めおおりたす。

その取り組みの䞀環ずしお今回、神経科看護垫の小暮さんず倖科看護垫の倧井さんが、アメリカ・UC Davisのリハビリテヌション斜蚭を芖察いたしたした。

UC Davisには珟圚、スポヌツメディスンの資栌を持ちリハビリテヌションを実斜されおいる塩満さやか先生が圚籍されおおり、そのご厚意により最先端のリハビリテヌションを芋孊させおいただくこずができたした

本レポヌトでは、珟地で孊んだリハビリテヌション医療や、日本ずの違い、たた、実際に感じた驚きや孊びに぀いお、むンタビュヌ圢匏でご玹介いたしたす

▲塩満さやか先生ずの写真
▲倧孊病院の患者様入口写真

目次

【1】そもそも動物のリハビリテヌションずは

病気やケガ、加霢などによっお䜎䞋した身䜓機胜の回埩をサポヌトし、動物たちの生掻の質QOL向䞊を目指す医療です。
術埌の回埩支揎だけでなく、「その子らしく生掻できるようにする」こずも倧切な目的のひず぀です。

🗚 実際にはどんなこずをするの

倧井さん

「術埌の機胜回埩を目的に、マッサヌゞやストレッチ、起立蚓緎など、実際に

動物に觊れながら行うものや、レヌザヌやトレッドミルなど機械を䜿甚しお行

うものがありたす。」

小暮さん

「埒手療法マッサヌゞやストレッチ、物理療法レヌザヌ・電気刺激・衝

撃波療法など、運動療法氎䞭トレッドミル・バランスボヌルなどを甚い

お、䜎䞋した身䜓機胜の回埩をサポヌトし、QOL向䞊を目指したす。」

【2】実際に芋孊した内容

■ どんなこずを芋孊した

今回の芋孊では、UC Davisで行われおいる犬・うさぎに察するリハビリテヌション医療を芋孊したした。
今回は芋孊できたせんでしたが、猫や爬虫類に察しお行うこずもあるそうです

倧井さんは、

「レヌザヌ治療、ショックりェヌブ治療、氎䞭トレッドミルを䞭心に、鍌治療や超音波療法、入院症䟋ぞの埒手療法も芋孊できたした。初蚺症䟋の身䜓怜査やディスカッション、画像怜査も芋させおいただきたした」

ず話しおくれたした。

たた、小暮さんは、

「氎䞭トレッドミル・陞䞊トレッドミル・レヌザヌ・衝撃波・医療甚超音波・鍌治療・バランスボヌル・飌い䞻さんぞのホヌム゚クササむズの提案・関節内゚コヌなど、曞き出したらキリがないほど、倚くの噚具や機材が揃っおいたした」

ず、珟地蚭備の充実さに぀いお教えおくれたした。


■ 印象に残った症䟋や堎面

倧井さんが特に印象に残ったず話しおくれたのは、股関節圢成䞍党ず肘関節OAでリハビリ通院しおいた高霢のラブラドヌルMixの症䟋です。

少し“問題児”のような子だったそうで、氎䞭トレッドミルでは埌肢をベルトの倖に乗せお“サボっお”したったり、そのたた埌ろぞ流されおしたったりする堎面もあったずのこず。

それでも担圓スタッフは、
「この子い぀もこんななのよ〜」
ず笑顔で察応し、呚囲のスタッフも自然に声をかけながら関わっおいたそうです。

倧井さんは、

「日本だったら“ちゃんず歩かせなきゃ”“時間がないのに ”ず思っおしたいそうな堎面でも、終始穏やかで枩かい雰囲気だったのが印象的でした」

ず話しおくれたした。

䞀方、小暮さんは、

「胞腰郚怎間板ヘルニアG4・術埌2日目の症䟋に察するリハビリテヌションプログラムを立おおください」

ず突然課題を出されたこずが印象に残っおいるそうです。

突然の出来事に驚きながらも、自分で考えたプログラムを専門医の先生に評䟡しおいただくずいう、非垞に貎重な経隓になったずのこずでした。


■ 印象に残った蚭備・ツヌル

倧井さんは、

「蚭備ではないですが、鍌治療がずおも印象に残りたした。少しだけ授業もしおいただいたのですが、西掋医孊ず東掋医孊を組み合わせた“ハむブリッド医療”のように感じたした」

ず話しおくれたした。

たた、小暮さんは、氎䞭トレッドミルで䜿甚されおいた“塩ビパむプ補の怅子”が印象的だったそうです。

「氎䞭でも陞䞊でも䜿えるだけでなく、スタッフの介助甚ずしおも、小型犬のトレッドミル時の仕切りずしおも䜿えおいお、ずおも画期的でした」

ず、珟堎ならではの工倫に぀いお教えおくれたした。

▲“塩ビパむプ補の怅子”のむラスト

【3】アメリカで驚いたこず

■ 動物たちずの関わり方

倧井さんがたず驚いたのは、通院しおいる犬たちの様子だったそうです。

「ほずんどの犬が尻尟を振っお宀内に入っおきお、甚意されおいるマットぞ自ら向かい、リラックスしお凊眮を受けおいたした」

保定や゚リザベスカラヌを䜿甚する堎面はほずんどなく、嫌がる様子が芋られた際には䞀床凊眮を䞭断し、おや぀を䞎えながら動物ずの信頌関係を築いおいる様子が印象的だったずのこず。

たた、蚺察宀ではなく、青空の䞋でオヌナヌ様ず暪䞊びに座りながら問蚺をしおいる堎面もあり、

「アメリカらしい雰囲気を感じたした」

ず話しおくれたした。

さらに、リハビリは事前に凊方されたメニュヌをもずに進められおおり、1é ­1時間の予玄枠の䞭でスムヌズに進行しおいたそうです。


■ 犬たちの“穏やかさ”

小暮さんも、

「犬たちは平均しおずおも穏やかで協力的でした」

ず珟地の印象を語っおくれたした。

倧型犬が倚いこずや生掻環境、犬ずの関わり方など、背景の違いも圱響しおいるのではないかず感じたそうです。

「なんずなくですが、日本より犬たちの幞犏床が高い気がしたした」

ずいう蚀葉も印象的でした。

▲倧孊に向かう途䞭の倧きな公園
▲倧孊の案内版

■ アメリカず日本の動物病院の違い

怜査時の察応に぀いおも、日本ずの違いを感じたそうです。

倧井さんは、

「CTを含めた画像怜査を、基本的にすべお鎮静䞋で行っおいるのが倧きな違いだず思いたした」

ず話しおくれたした。

たた、小暮さんも、

「レントゲン怜査や超音波怜査も、基本的には党症䟋に鎮静をかけおいるこずに驚きたした」

ず話しおおり、倧型犬が倚い環境の䞭で、正確な蚺断を行うために必芁な察応なのではないかず感じたそうです。

さらに、

「“専門科”の区切りがずおも现かく、子猫の集䞭管理専門の科があるず聞いお驚きたした」

ず、アメリカならではの専門性の高さに぀いおも教えおくれたした。


■ 珟地の働き方・空気感

珟地の働き方に぀いお、倧井さんは、

「少数粟鋭ずいう印象でした。朝のラりンドでは看護垫さん同士で意芋亀換をしたり、凊眮䞭に気になった患者さんに぀いおディスカッションしたりず、ずおも話しやすい雰囲気でした」

ず話しおくれたした。

たた、病院関係者の犬たちがリハビリに通院しおいたり、リハビリ科の看護垫さんが他科から盞談を受けたりするなど、郚眲を越えた連携も印象的だったそうです。

䞀方、小暮さんは、

「さすがアメリカずいう感じで、“定時退瀟絶察”の空気感でした笑」

ず、珟地ならではの働き方に぀いおも教えおくれたした。

【4】今埌に掻かせそうなこず

■ 動物ずの向き合い方を改めお考えるきっかけに

倧井さんは、今回の芋孊を通しお、動物ぞの接し方に぀いお改めお考えるようになったそうです。

「リハビリそのものずいうより、動物に察しおもっず優しく接しなければず感じたした。今たでは時間やタスクに远われお、無理に抌さえおしたったり、無蚀で凊眮しおしたったりず、動物にずっお嫌なこず・怖いこずばかりしおいた気がしたす」

ず振り返りたす。

珟地では、嫌がる動物に無理をせず、優しく声をかけながら凊眮を進める堎面が倚く芋られたそうで、

「ゆっくり撫でおあげるこずや、優しく声をかけるこずも倧切なんだず感じ、できる限り実践しおいたす」

ず話しおくれたした。


■ “埒手療法”ぞの印象の倉化

小暮さんは、今回の芋孊を通しお、埒手療法マッサヌゞに察する考え方が倧きく倉わったそうです。

「正盎、以前は“やっおもやらなくおも ”ず思っおいた郚分がありたした。でも、しっかりずした知識ず技術を持っお斜術するず、こんなにも効果があるんだず実感したした」

ず話しおくれたした。

実際に斜術を受けおいる動物たちは、ずおもリラックスした衚情を芋せおいたそうで、

「䜕より、斜術されおいる動物たちが本圓に気持ちよさそうだったんですもっず勉匷したいず思いたした」

ず、今埌の孊びぞの意欲も語っおくれたした。


■ リハビリスタッフの専門性

今回の芋孊では、リハビリスタッフの圹割の倧きさや専門性の高さも匷く印象に残ったそうです。

倧井さんは、

「初蚺以降は、予定された定期チェックたで獣医垫が蚺るこずはほずんどなく、看護垫さんがメむンで担圓しおいたした」

ず話したす。

問蚺・リハビリ凊眮・薬のオヌダヌたで看護垫が䞭心ずなっお行っおおり、歩き方や觊蚺から小さな異倉を芋぀ける力が求められおいたそうです。

さらに、基瀎疟患のある症䟋に぀いおは、再怜査の必芁性たで確認しおいたずのこずで、

「患者さんの状態やリハビリ成果を巊右する、ずおも重芁なポゞションだず感じたした」

ず語っおくれたした。

たた、小暮さんは、

「症䟋の状態が悪化した際には、倖科や神経科ぞコンサルテヌションを䟝頌するのですが、その情報共有から内容を持ち垰るずころたで、すべお看護垫さんが行っおいたした」

ず話しおくれたした。

リハビリ知識だけではなく、敎圢孊・神経孊を含めた幅広い知識が必芁であり、

「病気に察する深い理解が求められる、ずおも専門性の高い圹割だず感じたした」

ず、珟地スタッフの姿勢に倧きな刺激を受けたそうです。

【5】番倖線・アメリカ思い出話

■ 初めおの海倖での挑戊

倧井さんは、今回が初めおの海倖だったそうです。

「パスポヌトやESTA、出囜審査など、事前準備がずおも倧倉でした」

ず振り返っおくれたした。

珟地ではGoogle翻蚳を䜿いながらコミュニケヌションを取り、時差ボケもほずんどなく、日本にいる時ずあたり倉わらず過ごせたずのこず。

「コミュ力高めな小暮さんがいおくれたのも、ずおも心匷かったです笑」

ず話しおくれたした。

たた、珟地のリハビリセンタヌの看護垫さん達もずおも枩かく迎えおくださり、翻蚳アプリを䜿いながらさたざたなお話をするこずができたそうです。

「聞き取れるのに䞊手く話せないのがずおももどかしくお 。もっず英語を話せるようになっおから、たた行きたいず思いたした」

ず、今埌ぞの意欲も語っおくれたした。

そしお今回の“最倧事件”は 

「野生の䞃面鳥にかなりの距離を远いかけられたこずです笑」

ずのこずでした。

▲倧井さんを远いかけた䞃面鳥

■ 倚くの方に支えられたアメリカ芋孊

小暮さんは、「航空刞やホテル予玄など、瀟長ず院長に䞀緒に進めおいただきたした」

ず、出発前から倚くのサポヌトがあったこずを話しおくれたした。

さらに、出発2日前には倧孊ぞ提出する英語の申請が必芁だず発芚し、急遜東先生にも協力しおいただいたそうです。

珟地では、以前圓院で勀務されおいた萩野谷先生が空枯たで迎えに来おくださり、ホテルのチェックむンやスヌパヌでの買い物方法たでサポヌトしおくださったずのこず。

たた、ホテルず倧孊間の送迎も珟地スタッフの方が担圓しおくださり、

「日本語が通じない環境の䞭でも、本圓にたくさんの方に助けおいただきたした」

ず感謝を語っおくれたした。

パスポヌト取埗から始たった今回の旅でしたが、

「本圓に倚くの方のおかげで無事に垰囜するこずができ、感謝の気持ちでいっぱいです」

ずのこずでした。

ちなみに、ロサンれルス空枯での入囜審査では 

「英語をたくさん緎習しお行ったのに、最初に“How are you?”ず聞かれお頭が真っ癜に 。慌おおカンペを出したら『それ芋せお』ず蚀われ、結局䞀蚀も喋らずに入囜審査が終わりたした笑」

ずいう、埮笑たしい゚ピ゜ヌドも教えおくれたした。

▲萩野谷先生ずも䌚いたした
▲アメリカのペットショップ
▲アメリカのスヌパヌ

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