どうぶつの総合病院にある10の専科と、そこで働く方々をご紹介する「となりの専科」。
5月号は「麻酔・ペイン科」のみなさんのインタビューをお届けします。
浅川誠先生をはじめ、麻酔科/外科インターンの若山先生、動物看護師の杉浦さんにお話を伺いました。
ぜひ最後までお楽しみください!
麻酔・ペイン科の業務や取り組み、チームについて、浅川誠先生に伺いました
■ 浅川誠先生

息子が興味を持ったのをきっかけに釣りをはじめ、今では月に数回行くほどに。
釣った魚を麻酔科/外科チームのみんなで食べることもあります。写真は釣り部のみんなと海に出たときに釣れたハマチです!

─ 麻酔・ペイン科のチーム体制と日常業務を教えてください。
獣医師は私と若山先生の2名、動物看護師は4名の全6名のチームです。いわゆる「麻酔管理」を行う科ですが、麻酔は患者さんの症状や手術内容、年齢など、さまざまな条件によって違うもの。ここでは、まず動物看護師さんがそれぞれの動物や病気の状態に合わせてプロトコルを作成するところから始まり、それを私が確認をしたうえで実際に投与していく、といった一連が業務となります。
─ チームとして大切にしていること、心がけていることはどのようなことですか。
まずはやはり、明るくてコミュニケーションの取りやすいチームでいようというところです。もちろん適度な緊張感が必要なシーンはありますが、常にチーム全体が緊張していては、それぞれが萎縮してしまいミスを招いてしまうでしょう。それは結果的に患者さんの命にかかわることになりますよね。なので「失敗しても良いんだよ。必ず後ろでフォローするから」という気持ちで、できるだけリラックスしながら業務に取り組めるような雰囲気づくりを心がけています。あとは「メンバー全員でこのチームを作っている」という意識でいてもらいたいので、例えば採用においても一人ひとりの意見を聞き、選考に反映するようにしています。

─ 麻酔・ペイン科はどんなチームですか?
みんなとても明るく、楽しいメンバーが集まったチームです。本当に他愛もない会話ですが、その日の朝にニュースで見たネタやめざましテレビの占いなどカジュアルな話題を持ち寄りながら、日々盛り上がっていますねぇ。
私の釣ってきた魚をみんなで食べたり、節目節目にはみんなで飲みに行ったりすることもあります。

─ チームの目指している姿や目標などをお聞かせください。
とにかく動物を死なせないということ、それに尽きます。麻酔を行う人のトレーニングをしっかりと行い、十分な知識をつけてもらうことで麻酔事故は防ぐことができます。当たり前のことではありますが、そんな当たり前のことをしっかりと継続していけるチームでありたいと思っています。

メンバーインタビュー
■ インターン 若山先生(2022年入社)

浅川先生と同じく、最近は釣りが趣味です。もともと興味はあったのですが、浅川先生と一緒に行くようになり、より好きになりました!ちなみに私も浅川先生と同じく、大きなハマチを釣りました!

─ 若山先生の日常業務についてお聞かせください。
麻酔の導入・維持・覚醒 …といった一連の麻酔管理を行っています。その他、麻酔器や麻酔に関わる道具の点検・管理なども、私たち麻酔科スタッフの業務のひとつです。
─ 日々の業務の中で大切にしていること、心がけていることはどのようなことですか。
麻酔というものは、ひとつのミスが命取りになることもあります。ただそんな中でもスピード感を求められるシーンは多く、立ち止まってゆっくり考えるといったことがあまりできないため、人為的なミスが出る可能性もゼロではありません。なので、自分の手が空いてるときには他の現場で手伝うことがないか、何か見落としてるところはないか、などをチェックしながら、チーム全体としてミスが起こらないよう心がけています。
─ 若山先生が感じるこのチームの魅力や強みを教えてください。
チームの強みは、周りの人をフォローしながら助け合っていくマインドを一人ひとりが持っているところだと思います。私も日々いろいろなところで手伝ってもらったりカバーしてもらったりしていて、本当に助けられています。
また、浅川先生をはじめとして、とても明るくて楽しいメンバーが集まっているところも、このチームの魅力のひとつですよね。

─ 他の科の方へメッセージをお願いします!
麻酔科の性質上、他の科の方と連携をとることも多いのですが、みなさんそれぞれの現場がお忙しい中、麻酔科とも丁寧にコミュニケーションをとっていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします!!
■ 動物看護師 杉浦さん(2016年入社)

走ることが好きで、ランニング好きが集まるコミュニティに参加しています。ランのイベントにも参加しますが、あくまでも楽しめればOK!10kmほどのコースを心地よく走りながら参加しています。
─ 杉浦さんの日常業務についてお聞かせください。
麻酔のプロトコル作成をはじめとした日々の麻酔管理とあわせて、実際の麻酔の投与も行っています。
─ 動物看護師になろうと思ったきっかけや、どうぶつの総合病院に入社した背景を教えてください。
幼いころから実家で猫を飼っていて、ペットと過ごす生活が長くなる中、自然と「いつか動物に携わる仕事ができたらいいな…」と感じるようになっていました。
また、前職時代から浅川先生にはお世話になっていたのですが、その当時にこの麻酔科の立ち上げの話を伺ったのが入社のきっかけです。これからさまざまなことを形にしていくフェーズで未知の部分は多かったものの、自分にできることがあるのであれば…という思いでジョインしました。
─ 日々のお仕事の中で、心がけていることはどのようなことですか。
常に思いやりを持って仕事をすることを心がけています。やはり一緒に仕事をする相手のことやチームのことを思えば、そのときに必要なことや誰かが困っていることなどに気が付くことができるので。そして、結果的にそれがチームとしての良い仕事につながり、最終的には動物の命を救うことにつながっていくのだと思っています。

─ 杉浦さんが感じるこのチームの魅力を教えてください。
一人ひとりがプロフェッショナルだな、と日頃から感じています。私は在籍年数でいえば一番長いですが、私自身が周りの方に助けてもらったり教えてもらったりすることも多く、本当にありがたい限りで…。そんな風に、個の力が確かであることはもちろん、お互いを助け合うことのできるチームワークがこのチームの魅力です。
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麻酔・ペイン科のみなさん、ありがとうございました!
次回もどうぞお楽しみに♪


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