ER対談 ~新ER棟完成に向けて~【過去記事アーカイブ】

2023年夏号 掲載記事

救急センター科長 中村俊先生× 看護師長 杉山菜苗
救急センター科長 中村俊先生× 看護師長 杉山菜苗

今回は、新ER棟の完成に向けて、中村先生と杉山さんにお話を聞かせて頂きました!

ー 今の心境 ー

・完成が近づいての率直な今のお気持ちは?

 (中村)わくわく50%と不安50%かな

 (杉山)私は、8:2で不安の気持ちが多いです…

・どんなことが不安?

 (中村)動線、仕事場が広くなって、スタッフ間に物理的に距離が生じるのでコミュニケーションが上手くとれるか、またERとICUが分かれるのでうまく連携がとれるかとか…

 (杉山)そうですね、設備やポジションが前と大きく変わってきますからね。

 (中村)そして、スタッフ間の距離が空いてしまうのは、まだまだ人手が十分ではないと言う現状があるからです。今回の設計は人が多いほど、その機能性を発揮すると思うので、これまで以上に採用活動を頑張らないといけないと思っています。

・わくわくな点は?

 (中村)新しい施設環境、機能的な設備でこれから仕事ができると思うとわくわくしますね。ERとICUだけのエリアがあるっていうのは、やっぱりいいですよね。

ー 一言で表すとどんなER棟? ー

 (中村・杉山)うーん…働きやすい、人とモノが動きやすいER棟!!!

ーこだわりについて  ー

(中村)これは杉山さんのターンですね! 杉山さんの方がこだわっていました。

(杉山)そうですね、こだわりは4つあります!

1つ目に、ベンチレーションとトリアージ…ERからもICUからも近く、みんなが集まって作業をしやすい場所にしました。

2つ目に、スタッフルーム…スタッフが安らげる場所を提供したいと思って、中心にスタッフルームを作りました!  透明な壁で囲まれて入院エリアもベンチレーションエリアも見渡せるようにしたんです。座ってPC作業もできるス○バみたいなカフェ空間になります。

 (中村)さらに注目してほしいところが、スタッフルームは他エリアより15㎝ほど床が高くなっているんです。これは、安

藤社長からの提案でもあり、床を15㎝高くすることで周りをよく見渡せてかつ安らげるとてもいい場所にしてみました。

 (杉山)3つ目は、待望の猫舎と大型犬舎です!猫が安らげる場所の確保と猫舎エリアで全てが完結できるようしました。 

 (中村)脱走の心配ももうないですね。安心です。 

 (杉山)あとは大型犬舎! もう 診察室を潰すことなく、大型犬のお迎えができます。全部で5部屋、高さもあってエアコンも完備しているので、人の部屋よりも快適かもしれません。

4つ目は、リネン室です。

図面を見て分かるかと思いますがリネン室を広くしました。なんと、洗濯機は4つ設置されます。これらはすべて動物専用

なので洗濯が間に合わないということはなくなると思います。

 (中村)あと1つ、社長からの伝言になりますが、南側にあるオペ更衣室から今回できるICUエリアにあるICUユニット

までは直線的にまっすぐ繋がっていて、その長さはなんと約90mあります。麻酔カートが走るこんな長い直線的な廊下を有

しているところは珍しいです。

 (杉山)新ER棟自体がこだわりの塊で、大まかに分けるとしたらこの4つですが、、、あちらに移動してから皆さんでお気に

入りポイントを見つけてもらい、そのお気に入りポイントを私か中村先生に伝えてくれると嬉しいです!

 (中村)ぜひ見つけて教えてください。

ー 最後にスタッフを鼓舞するメッセージをください! ー

(中村)僕の考える目指すべき良い救急とは、断らない救急ではなく断る必要がない救急です。無理をしてキャパシティを超えてまで全てを受け入ることが良い救急とは思っていません。しっかりした体制や人材を整えて、みんなが自信を持って診療にあたれる環境を整える。

その結果、ゆとりが生まれ、そういった同じ考えを持つ人が集まることで、すべての患者さんを受け入れることができると考えています。そういう救急を一緒に目指していきたいです。幸いなことに、ここ数年で、動物の救急病院が周辺にもできてきています。他病院とうまく連携をとりながら、みんなが無理のないように、どんな状況でも、冷静に余裕を持って万全な体制で受け入れられるようにしていきたいです。その最初の一歩として、機能的な新ER棟を完成させるので、皆さん一緒に頑張っていきましょう!

(杉山) 無理なく長く働ける、一生安心して働き続けられる環境、自分の人生も充実させながらも、自分が望むキャリアプランを叶えられるような環境を提供できるようにしたいと考えています。

中村先生と同じになりますが、その最初の一歩となる施設を準備しています。完成まであと少しになります。みなさんと新しい環境で一緒にお仕事ができることが楽しみです!

体調に気を付けながら、これからも一緒に頑張って行きましょう!

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