どうぶつの総合病院にある10の専科と、そこで働く方々をご紹介する「となりの専科」。
11月号は画像診断科のみなさんのインタビューをお届けします。
福田先生をはじめ、徳永先生、愛玩動物看護師の黒岩さんにお話を伺いました。
ぜひ最後までお楽しみください!
画像診断科の業務や取り組み、チームについて福田先生に伺いました
■ 福田先生
スキューバダイビングをやっていて、3~4年前からいろいろな海へ行って潜るようになりました。これ以上にすばらしい非日常の風景を見ることは他にないと思っています!色んな生き物に出会えるのが最大の魅力です。

─ 画像診断科の日常業務とチーム体制を教えてください。
画像診断科では、他の診療科から依頼いただいた検査の撮影と読影・解析を行っています。撮影班と読影班に分かれていて、読影については私を含めた3名の獣医師が担当し、撮影については撮影スタッフが担当しています。画像検査には沢山の保定が必要にあるため、学生さん達がサポートしてくれており、スタッフは検査をしながら学生を教える経験が、学生は実際の臨床を学ぶことができ、どちらにとってもプラスになっています。
─ チームとして大切にしていること、心がけていることはどのようなことですか。
やはり忙しくなってくると、どうしても検査の効率性を優先しがちになってしまうのですが、どんなときでも“患者さんファースト”を心がけ、どちらの方が効率よく検査を回せるか、ではなく、“どちらの患者さんが先に検査が必要としているか”を優先するようにしています。そしてスタッフには、何か判断に迷ったら、患者さんがより助かる可能性が高い方を選択するよう伝えています。また、万一何か起きたときにすぐに相談・解決できるよう、なるべくチーム全体がフラットな関係性でいることを心がけています。
た。

─ 画像診断科はどんなチームですか。
私が間に入らずとも、レジデントがしっかりと学生さんの面倒を見てくれたり飲みに行ったりしてくれているんですよね。、卒業してからもみんなでよい関係を築いてくれているので、アルバイトとして戻ってきてくれています。
─ チームの目指している姿や目標などをお聞かせください。
普段はピリピリしない雰囲気でやっていますが、やはり仕事ではプロフェッショナルなチームでありたいと思っています。
そして、獣医師として倫理的に正しい選択をする。すでにしっかりとみんなで共有できていると思いますが、これからも一人ひとりがこのマインドを持ちながら、チームとして一つの方向を目指し続けていければと思います。
メンバーインタビュー
■ 徳永先生(2023年入社)

スポーツ観戦が好きで、中でもプロ野球は年に1~2回ほど球場に足を運んで観戦しています。巨人とオリックスファンで、この両球団を応援しています。

─ 徳永先生の日常業務について教えてください。
超音波・レントゲン・CT・MRIと、この4つの検査において読影をしてくのが主な私の業務です。また、これらの撮影には学生の方にもサポートとして入っていただいていて、検査後に症例検討会を開くようにしているのですが、そのときにはレントゲンの撮影方法や読み方を教えるなど、学生の方への教育面にも携わっています。
─ 獣医師になったきっかけや、どうぶつの総合病院に入社された背景はどのようなものでしたか。
小さい頃から動物と触れ合う機会が多かったこともあり、中学生くらいには獣医師になりたいという思いが芽生え始めていました。獣医師になってからは高知県にある一次病院で働いていましたが、ご縁あって2023年どうぶつの総合病院へ。画像診断科はご家族の方と接する機会がほぼないので、一次病院とは大きく環境が変わりましたね。当時は不思議な感覚もありましたが、もともと画像診断に興味があったので、自分のやりたいことにフォーカスできる環境でとても楽しいです。
─ 日々の業務において心がけていること、大切にされているマインドがあったらお聞かせください。
この画像診断科は、他の科の先生が画像の所見などを聞きに来ることが多いので、そうした先生方とのコミュニケーションを取ることがとても多いんですね。なので、みなさんが“声をかけやすい環境”を作ることを心がけるようにしています。やはりこちらが忙しそうにバタバタしていたら声をかけづらくなってしまうでしょうし、1年目、2年目の先生にとっては年上の私たちに質問しづらいときもあると思うので、できるだけ質問しやすく、そしてやさしく答えられるような環境をこちらから作れるように…と思っています。
─ 徳永先生の思う画像診断科チームの魅力はどのようなところですか?
私たちが担う超音波やレントゲンなどは各科の診療に大きく関わってくるものなので、基本的には常に誰か一人が常駐するようにしているんですね。獣医師三人でローテーションを回しながら、祝日やお盆休み、お正月なども含め、できる限りERの手助けができればとこの体制をとっているのですが、こうした“診療に向き合うチーム共通のマインド”は大きな魅力なのではないでしょうか。
すぐにオペに行くべきかどうか、救急の先生が判断に悩むこともあると思うのですが、私たちがいることによってその判断をより明確にすることができる。そして、その患者さんの診察ステップが速やかに進んでいくようなことはこれまでもあり、やはりこの体制を守り続けていくことは大切だと感じています。
■ 動物看護師 黒岩さん(2014年入社)

アクティブなことが好きなのですが、中でもフルマラソンを完走したのは一番の誇りです。他にも、富士山頂まで登ったり、屋久島へ屋久杉を見に行ったり、SUPやスノーボードを楽しんだり…と、これまでいろいろなアクティビティに挑戦してきました。



─ 黒岩さんの日常業務について教えてください。
画像診断科の一日のスケジュール確認や、各科からの連絡事項の確認・返答。 また、画像のデータ修正や検査のスケジューリング、検査時の保定、物品管理など、さまざまな業務を行っています。
─ 動物看護師になったきっかけや、この病院に入社された背景をお聞かせください。
もともと動物が好きだったことをきっかけに、専門学校でトリミングと看護を学んでいました。サロンでのトリミングではなく、疾患があったり、性格に問題があり動物病院でのトリミングを望む子をキレイにしたい。それと同時に看護師としても仕事をしたいと考え、動物病院に就職しました。最初に勤めた一次病院での経験から、この先も看護師として働きたいと考え転職を検討。この病院に見学へ来たときに感じたアットホームな雰囲気と、スタッフのみなさんの動物に向き合う一生懸命な姿に惹かれ入社することを決めました。
─ 日々の業務の中で大切にしていることはどのようなことですか。
まずは動物のことを一番に考えること。そして、一緒にいらしているご家族のための行動も心がけるようにしています。
画像検査では、動物が横向きや仰向けになったり、痛みのある部分のレントゲンを正しく撮らなければいけなかったりと、多少なりとも痛い思いをさせてしまうので、そんな中でもできる限り素早く、そして痛みの少ないポジショニングで保定してあげるといったことを大切にしています。
─ ご家族と直接接する機会はほとんどない中でも、そこに思いを向けられているのはすばらしいことですね。
長年ご家族と接してきた経験もありますし、自分自身も動物を飼っているので、動物病院での待ち時間やそこでの不安な気持ちがよくわかるんです。なので、せめてそうした部分だけでも減らすことができたらと。あとは、超音波のときにお腹の毛刈りを広い範囲でするのですが、もし雑に刈られていたら飼い主さんとしてはちょっと悲しくなっちゃうと思うので、できるだけきれいに刈るように…など、本当にちょっとしたことなのですが。
こうしてみると、以前に勤めていた病院やトリミングでの経験が役立っていますね!
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画像診断科のみなさん、ありがとうございました!
次回もどうぞお楽しみに♪


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