\Welcome home/専門医になって帰ってきた風間先生に“おかえりなさい”インタビュー!

3年間アメリカで専門医資格取得に挑戦していた風間先生が、このたび当院にカムバック!海外での経験を経てさらにパワーアップした風間先生に、アメリカでの学びの日々や今の想い、これからの目標についてお話を伺いました。

風間 匠先生
11か月になる子供がいるので、最近はもっぱら子供との時間が趣味のような感じです。
子供と戯れたりごはんをあげたり、一緒に寝たり…と、毎日帰宅するのがとても楽しみです!

子供と遊んでいる?(正確には遊んでもらっている笑)ときの様子です。

─ 2019年に入社された風間先生。まずは、入社から今日までのことをお聞かせください。
大学卒業後、このどうぶつの総合病院で全科インターンを1年経験したのち、当時の上司だった浅川誠先生にお声がけいただき、2022年まで専科インターンとして働いていました。そこから麻酔疼痛管理の専門医資格を取得するためアメリカのコロラド州立大学へ。3年間のレジデントを終え、今年の7月に実施された専門医試験にも無事合格し、9月から総合病院での勤務を開始しました。

─ 麻酔学を学びはじめたきっかけはどのようなものだったのでしょうか。
もともと大学の低学年で学ぶ生理学や薬理学のような基礎科目に興味があったのですが、そこで学んだことが直結する分野って実は少ないんですよね。例えば外科や内科は、病気の知識を一緒に勉強しないと活かせない部分が多いんです。
一方で麻酔科はそうした基礎知識がそのまま活かせる学問で、薬の作用によって動物がどのように眠っていくのかとか、血圧がどう変化していくのかがわかりやすくクリアにできる学問だなと感じていました。そういったところに興味を持ったのが、麻酔学を学び始めたきっかけです。

─ のちに専門医の資格取得を目指しアメリへ。その背景もお聞かせください。
昔から海外への憧れが強かったこともあり、高校生のころから「英語圏で仕事をしてみたい」と思っていて、獣医学部に進んでからは、獣医として海外を目指す道にはどのようなものがあるのか?と模索するようになりました。そんなとき、実際に海外で専門医として働いていた先生方のお話を聞いて「この道なら海外に行けるかもしれない」と感じたのが、アメリカへ渡ることになったきっかけです。

─ アメリカではどのような経験をされましたか?資格取得までの学びの日々やご苦労されたことなどがあれば教えてください。
やはり一番苦労したのは英語ですね。現地の人たちと拙い英語でコミュニケーションをとるたびにどこか劣等感のようなものを感じてしまって、麻酔を勉強しに来たはずなのに、英語を勉強しなきゃいけないのか…という葛藤もありました。ただ、自分で「英語力がついてきているな」と感じる瞬間が何度かあって、その瞬間をターニングポイントとしながら、獣医学を英語で勉強したりディスカッションしたりすることが、だんだん生活の一部になっていきました。

“クビになるか、やるしかないか”の二択のような状況でしたが、幸いにも僕のメンターがすごく面倒見の良い方で、彼女のサポートのおかげでプログラムを最後まで修了することができました。

─ 同じ麻酔学でも、やはり日本と異なる部分も多かったのではないでしょうか。
そうですね。アメリカの麻酔学は犬猫に加えて、馬、豚、反芻類(牛やアルパカ、山羊、羊など)、ウサギなどのエキゾチック種、さらには動物園にいるライオンやキリンなど、すべての動物を対象とする分野なんです。
麻酔をかける頻度の高さとしては犬の次に馬が多いのですが、小動物麻酔の経験しかなかった僕には、起きている馬のハンドリングの仕方も全くわからないですし、蹴られたら自分の命も危ういような状況も。幸い僕のメンターは馬を家で10頭以上飼育されているほど馬の好きな方で、かなり熱心にトレーニングしてくれました。


─ 帰国後の次のステージとして、このどうぶつの総合病院を選ばれた理由はどのようなものでしたか。
麻酔科ってあくまでもサポートする科なので、他の科がいないと成り立たないんです。ということは、おそらく今の僕が存分に輝ける働き方ができるのは、専科がいくつもある病院であろうと。もちろん日本には素晴らしい病院がいくつもありますが、ここはそんな“専門医として輝く働き方”ができる場所として明確に想像できたのと、一番働きやすそうだな、と感じたのが大きな理由です。
病棟が変わり専科や働く人たちも増え、さまざまな変化に驚くこともありましたが、同期のメンバーもまだここで活躍していますし、やはりすごく安心感がありますね。

─ 今後の目標、この病院で果たしたいことなどはありますか?
やはり一番には、患者さんへいかに安全に麻酔をかけられるかにフォーカスし、スタッフの育成と施設の制度をブラッシュアップさせていくことです。これまでは“プレイヤー”という立場として働くことが殆どでした。今はチームを管理する側へと自分自身の責任が変わってきていると感じており、スタッフのみなさんがハッピーに働いてもらえるような環境作りは大切だと思うので、ぜひスタッフのみなさんと協力しながら、より良い文化を麻酔科の中で作っていければと思っています。


─ 最後に、社内報を読んでいるみなさんへメッセージをお願いします。
院内のみなさんからより頼ってもらえるような麻酔科を目指して、洗練されたサービスの提供が実施できる環境整備をしていきたいと思っています。ぜひ気軽に麻酔科に立ち寄っていただいて、みなさんといろいろなお話ができたら嬉しいです!

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